site.title

憲法制定から35年=三権の代表が民主主義誓う

2023年10月7日

 5日、連邦議会で憲法制定35周年の記念イベントが行われ、三権の代表が集合。民主主義のさらなる強化が誓い合われた。同日付下院公式サイト(1)やエスタード紙(2)、テラサイト(3)が報じている。
 連邦議会でのセレモニーでは、1988年の憲法制定発表の日に「憲法の父」ことウリセス・ギマリャンエス(当時)下院議長が行い、歴史的にも有名となった、製本された憲法を持ち上げるジェスチャーをその場にいた議員全員で行った。
 ロドリゴ・パシェコ上院議長は、「憲法が攻撃された時、人々はまた憲法に立ち返る」とし、1月8日の三権中枢施設襲撃事件を意識した発言を行って憲法をたたえた。
 アルトゥール・リラ下院議長は、三権が全て一つになって憲法を支え合うことの重要性を主張した。
 連邦政府からは股関節の手術後のために欠席したルーラ大統領に代わり、ジェラルド・アルキミン副大統領が出席し、「憲法は野心的でなく、正しく、行き過ぎてもなく、公正だ。そこから先は我々にかかっているが、まだ、憲法が示した未来を我々が遂行しきったとは言えない」とし、国民のさらなる努力の必要性を語った。
 ルイス・ロベルト・バローゾ最高裁長官は、「権力に主役は存在しない」と三権の協力を説き、貧困や社会の不平等、都会での暴力などの問題に対処していくことが課題だと語った。


USPでエタノール水素車開発=グリーンな技術革新として注目前の記事 USPでエタノール水素車開発=グリーンな技術革新として注目文学アカデミー=クレナッキ氏が永久会員に=先住民からは初めての選出次の記事文学アカデミー=クレナッキ氏が永久会員に=先住民からは初めての選出
Loading...