マリエレ事件=最高裁での審理日が確定=来年の2月24、25日に
2018年3月に起きたリオ市議(当時)のマリエレ・フランコ氏殺害事件の最高裁での審理が、来年2月に設定された。5日付G1サイト(1)が報じている。
2018年3月14日に起きた、マリエレ氏と彼女の運転手のアンデルソン・ゴメス氏の射殺事件は、マリエレ氏がリオ市のファヴェーラや女性運動、LGBT運動のリーダー的存在であったことから、事件発生当時から国際的にも強い関心を呼び起こした。
殺害を実行した容疑者は2019年、殺害を命じた容疑者たちも2024年に逮捕されたが、24年に逮捕された容疑者たちの裁判はまだ行われていない。
今回の裁判日程決定は、4日にアレッシャンドレ・デ・モラエス判事が同件に関して、第1小法廷で審理することを要請し、フラヴィオ・ジノ判事が応えたものだ。
この結果、日程は来年2月24日、24日に設定された。24日は午前9時に開廷し、午後は2時〜6時まで審理を行う予定。25日は予備日で、必要ならば午前9時から裁判を継続する予定だ。
殺害命令その他の形で犯罪に関与したとして起訴された被告は、リオ州会計検査院判事だったドミンゴス・ブラゾン氏と、同氏の実兄で元下議のシキーニョ・ブラゾン氏、元リオ市警署長で捜査の撹乱・妨害の嫌疑が持たれているリヴァルド・バルボーサ氏、マリエレ氏の行動を監視し、実行犯ロニー・レッサ氏を手伝ったとされる軍警少佐のロナルド・アルヴェス・ペレイラ氏、ドミンゴス氏の側近の元軍警で、不動産を巡る犯行グループの財政担当班のメンバーで、殺害に使われた凶器を隠蔽した疑いが持たれているロブソン・カリスト・フォンセッカ氏の5人で、罪状は故意の殺人、殺人未遂、犯罪組織形成などとなっている。









