マイゾウ・メーノス(まあーまあー)の世界ブラジル(52)=サンパウロ 梅津久
第44話 ブラジルでの高齢者の優先
ブラジルでは社会生活上、各種の優先順位が法律や通達として施行されている。
久しぶりに地下鉄に乗りました。各車両の左右に4つずつ計8つのドアの左右に一つずつ合計16の優先席がある。
60才以上の老人、妊婦、子供を抱いた人、身体障害者、自閉症者が優先の表示があり、法律に基づいて遵守されている。
この優先順位は全ての公共交通機関に適用され守られている。また同様の優先順位(特に60才以上の老人、妊婦、身体障害者)は、公共機関や銀行・病院などの受付、スーパーや薬局のレジなど順番待ちの列ができる所には優先者専用のレジがあり設置されている。
さらに公共・民間施設の駐車場には老人・身体障害者・妊婦専用のエリアがあり、市から発行された許可証を掲示した車だけが駐車出来るようになっている。
また、公共交通機関(バス・列車・地下鉄等)に関しては、65歳以上(州や市によって違いがある)は居住市内と近郊の市内であれば何処までもいくら乗っても無料となっており、無料搭乗パスか身分証明書の提示を提示すれば無料で利用できる。
旅行で一番良く感じるのは飛行機への搭乗順位、シート席に関係なく、ファーストクラスに続いてまず80才以上、次に60才以上・妊婦と子供連れが先に搭乗出来る。(海外でもブラジルの航空会社であれば同様な優先順位が採用されている)。
さらに、ほぼすべてのイベントや娯楽場、観光地や見学所などの入場料、60才以上は半額となる。
サンパウロ市では手続きによって年金生活者の住宅税(都市不動産所有税)が免除されている。(小生の場合も免税されている)。
これらがブラジルでの老人等に適用されている優先枠であるが、高齢者の多い日本で同じような優先順位を採用したら優先者があふれてとんでもないことになってしまうかも。








