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ブラジル軍と米軍がアマゾン合同演習=密林でサバイバル戦闘訓練

2023年11月14日

ブラジル空軍機に搭乗するブラジル軍と米軍(11日)(Foto: 22ª Brigada de Infantaria de Selva/Divulgação)
ブラジル空軍機に搭乗するブラジル軍と米軍(11日)(Foto: 22ª Brigada de Infantaria de Selva/Divulgação)

 1~16日の日程で行われているブラジル軍と米軍の合同軍事演習「コア23作戦」が最終段階に入った。部隊は11日にブラジル空軍(FAB)のKC―390航空機でアマパー州都マカパー市を出発し、作戦が継続される同州オイアポケ市入りした。両国の合同演習は15日まで続く。12日付G1サイトなど(1)(2)(3)で報じている。
 今回の合同軍事演習「コア23作戦」は3段階に分かれており、11月2〜4日にパラー州ベレン市で開催された第1段階では、密林でのサバイバル生活と戦闘訓練が行われた。
 6日からの第2段階はアマパー州マカパー市に場所を移して行われ、ブラジルと米両国の専門家による「軍隊における女性」についてのパネルディスカッションが行われた。ここでは、女性の軍キャリアへの参入が中心議題として取り上げられた。
 7~15日の第3段階(最終フェーズ)は同州フェレイラ・ゴメス市とオイアポケ市、オイアポケ市北部のクレベランディア・ド・ノルテ地区での実戦演習で、ブラジル陸軍のヘリコプターによる空中機動攻撃行動と、ジャングル環境での作戦の演習を行う。閉会式は16日にオイアポケ市の特別国境会社(CEF)で行われる予定だ。
 コア(Core)とは、「Combined Operation and Rotation Exercise(合同作戦及び交代演習)」の略。共同演習はブラジルと米国の間で締結された協力プログラムに基づき、2028年まで行われる。第1回は21年にブラジルで、第2回は22年に米国ルイジアナ州で行われており、今回は第3回目だ。
 この演習は、両国の軍隊が経験を共有し、国防経験、戦術、防衛手順を学ぶことを目的としており、相互運用性を向上させ、地上の軍事教義を発展させることを強調している。
 今回の演習には、米兵約300人と、ブラジル軍北部司令部の兵士約1200人が参加している。


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