サンパウロ市=12日に今年最高の36・9度=今週中は連日30度以上の暑さ
サンパウロ市で12日、今年に入って最も暑い36・9度を記録。この暑さは今週中は続き、さらなる記録もあり得る状況にある。同日付G1サイト(1)が報じている。
これは非常事態管理センター(CGE)が発表したもので、同日午後の最高気温の平均が36・9度だったという。
この温度は、11月としては、CGEが観測を開始した2005年以降で最高の数値となった。これまでの最高は、2019年に記録した35・3度だった。
UOLサイト(2)によると、この暑さは週末から南東部や中西部の7連邦自治体で顕著で、11日には南マット・グロッソ州のコシムで41・4度、マット・グロッソ州のロンドノーポリスで40・4度を記録した。また、リオ州イラジャーは、12日に42・5度を記録している。
この暑さは今週いっぱい続くと予想されており、サンパウロ市の14~18日の予報での最高気温はそれぞれ、37度、36度、38度、33度、31度で、17日に雨が降り始めるまでは連日晴れとの予報となっている。高温で雨が降らないと異常乾燥状態も起きるため、水分を取り、部屋の湿度を保つ、昼間は直射日光が当たる場所での活動を控えるなどの注意が必要だ。
今年はエルニーニョ現象の影響で、春並びに夏はこのような高温になることが予想されている。9月、10月にも同様の暑さが記録される期間があった。