14年サッカーW杯代表=フレッジが強盗被害に=自宅前で愛車盗まれる
サッカーの元ブラジル代表選手のフレッジ(40)が武装した強盗に襲われ、車を盗まれるという事件が発生していたことがわかった。23日付バンデイランテス局サイト(1)(3)やCNNブラジル(2)などが報じている。
事件は23日未明にリオ市南部の富裕地区イパネマにある彼の自宅前で起こった。フレッジが女優のイザベレ・ドルムンドを乗せて自宅前で車を止めようとしていたところ、武装した2人組の男性が車に近づいた。
強盗はフレッジの頭に銃を突きつけ、彼とイザベレを車から降ろし、二人から携帯電話を奪うと車に乗り込み、運転して走り去った。
フレッジは前夜、マラカナン・スタジアムで行われた全国選手権のフルミネンセ対サンパウロの試合を観戦後、現在、ディレクターを務めているフルミネンセが1対0で勝利したことを祝う懇親会からの帰りだった。
この時の監視カメラの映像は週末のテレビニュースの報道で報じられ、全国的に広まった。フレッジは2010年代のブラジル・サッカーリーグで得点王争い常連のストライカーとして知られ、14年W杯ではセンター・フォワードとして代表レギュラーと、知名度も高かったことも拍車をかけた。
だが、リオ市警は25日、フレッジの愛車、白のメルセデスGLE400が回収されたと発表した。犯人はまだ捕まっていない。