サッカー賭博＝捜査の第３弾を敢行＝全国選手権１部の試合含む

　２８日、ゴイアス州ゴイアニアなどでサッカー賭博に関する捜査が行われた。対象となった試合には、昨年の全国選手権１部リーグの試合も含まれている。同日付Ｇ１サイト（１）が報じている。
　これは以前から行われている捜査「ペナリダーデ・マッシマ作戦」の第３弾だ。この捜査は、犯罪集団がサッカー選手に金を払い、イエローカードやレッドカードをもらったり、ペナルティ・キックを与えるような反則行為をさせることで、試合の結果をコントロールし、勝敗をかけた賭けを有利に運んでいた疑惑に関するものだ。
　今回の捜査はゴイアニア、マット・グロッソ・ド・スル州バタグアス、パライバ州カンピーナ・グランデ、リオ州ニローポリス、サンパウロ州サンターナ・ド・パルナイーバ、リオ州ヴォルタ・レドンダ、サンパウロ州ヴォトゥポランガ、サンパウロ市で行われた。
　捜査の対象となった試合は、２０２２年から２３年２月までに行われた７試合で、全国選手権１部が１試合、２部が２試合、ゴイアス州選手権が２試合、パライバ州選手権が２試合となっている。
　全国選選手権１部の試合は昨年のアヴァイ対フラメンゴ戦だ。２部の２試合はどちらも、ペルナンブッコ州レシフェに本拠地を置くナウーチコが参加した試合だった。