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CBF=エジナルド会長が解任?=任期の解釈めぐる争いで

2023年12月9日

 リオ州地裁は7日、ブラジル・サッカー連盟(CBF)のエジナルド・ロドリゲス会長の解任を命じ、臨時代行者を指名した。同日付G1サイト(1)などが報じている。
 事の発端はエジナルド会長の任期をめぐる問題だった。2021年8月、前任のロジェリオ・カボクロ氏がセクハラ問題で更迭され、エジナルド氏が会長代行に指名された。当時の理解では、エジナルド氏の任期はカボクロ氏の任期だった2023年4月までだった。
 ところが2022年3月、エジナルド氏はリオ州の連邦検察局と会長選挙に関する対応改善誓約書(TAC)を締結。この規定により、エジナルド氏は22年3月に唯一の会長候補として当選。その任期は2026年までとされた。
 だが、CBF内の複数の副会長らが、「エジナルド氏は代行に過ぎず、TACに署名する立場にはなかったし、TACを自分に有利に適用して当選した」と主張。選挙は無効で、エジナルド氏の任期は23年までの1年だと訴えた。
 裁判では、報告官のガブリエル・ゼーフィロ判事に加え、マウロ・マルチンス、マファルダ・ルチェセの両判事もTACを違法と判断。22年の選挙も無効としてエジナルド氏を解任した上、30日以内に新会長を選ぶよう命じた。その間の会長は、スポーツ高等裁判所長官のジョゼ・ペルジス氏が代行する。
 CBF側はこの決定を不服とし、控訴する構えでいる。エジナルド氏は、代表監督に現レアル・マドリッド監督のカルロ・アンチェロッティ氏を初の外国人監督として迎えるべく交渉した人物としても知られている。


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