米国=17歳の行方不明少女発見=11月20日から姿消し
米国で行方不明になっていた17歳のブラジル人少女が13日に発見された。14日付フォーリャ紙(1)が報じている。
行方不明になっていたのは、ワシントンDC在住のマヌエラ・コーエンさんで、11月20日を最後に姿を消していたが、13日に発見された。
父親のブルーノ・コーエンさんによると、マヌエラさんはワシントンDCから30分ほど離れた知り合いの人の家にいたという。警察と家族によると、マヌエラさんは健康状態は良好だが、精神的にかなり動揺している様子だったという。
「最悪の事態も考えたが、とりあえずはホッとした。今日は彼女の生まれ変わりの日だ。今日はちょうど、私たちが米国に引っ越して6年の記念日なんだ」とブルーノさんは語っている。
母親のソフィアさんによると、米国の警察は当初、「また青少年の家出があった」程度の受け止め方で、本気で捜査しているのかが疑われる状態だったが、先週になってブラジルの連邦警察が米国当局に連絡を取った後は、捜査が本格化したという。
米国の警察は今後、両親とも話し合い、マヌエラさんが消息を絶っていた間にどのような捜査を行っていたかの詳細を含めた説明を行う予定だという。