ゴスペル歌手が公演中死亡=30歳の若さで心臓発作
13日夜、バイア州で30歳のゴスペル歌手がステージ上で心臓発作を起こして倒れ、急死する事件が起きた。14日付CNNブラジルなど(1)(2)(3)が報じている。
亡くなったのは男性ゴスペル歌手のペドロ・エンリケで、バイア州フェイラ・デ・サンターナで開催されたプライベートイベントでのコンサート中に、そのまま息を引き取った。
ペドロの所属事務所トダー・ミュージックのジョヴァンニ・マンデリ代表は「心臓発作を起こして倒れた」と語っているが、死因についてはさらに詳細な調査が必要だという。
ペドロはリオ在住で、夫人と生後2カ月になる娘を残して逝った。ペドロは幼い頃から歌手になるのが夢で、2015年頃からユーチューブに自分の歌う動画を投稿し始め、ゴスペルのグループに参加してデビュー。2019年からはソロ活動を行っており、インスタグラムには87万人のフォロワーがいた。
心臓発作は男性なら40代、女性なら50代から増加する傾向があるが、30代は珍しい。近年は加工食品の摂取過剰などが原因で若い人でも起こす傾向があるが、若年性の場合は先天性の疾患がある場合が多いとされている。