クラブW杯=フルミネンセが決勝進出=アル・アハリに2点快勝
現地時間の18日、サウジアラビアでサッカーのクラブW杯準決勝が行われ、南米代表のフルミネンセがアフリカ代表のアル・アハリに2―0で勝利し、決勝進出を決めた。同日付UOLサイト(1)が報じている。
試合は序盤から両チームともに積極的な攻めが目立つ展開で、アル・アハリは速攻から果敢にシュートを繰り出したが、フルミネンセが好守で切り抜けた。特に35分のカラバのヘディング・シュートをファビオがパンチングで素早く防いだシーンがその好例だ。フルミネンセもカウンターで相手ゴールを脅かしたが、前半は0―0で折り返した。
チャンスは後半に訪れた。26分。ドリブルでペナルティエリアに上がってきたベテラン、マルセロが押し倒され、PKに。これをコロンビア人ストライカーのジョン・アリアスがゴール左隅に決めて1点を先制した。
アル・アハリは反撃を仕掛けるも、再三のチャンスをファビオが連続で好守。逆に44分にはフルミネンセが反撃し、カウンターからドリブルで上がったマテウス・マルチネッリからボールを受けたジョン・ケネディがミドルシュートを決め、2点目。これで2―0として勝利を決めた。
フルミネンセの決勝の相手はイングランド代表のマンチェスター・シティで、試合はブラジリア時間の22日15時から行われる。なお、アル・アハリは22日11時半から、浦和レッズと3位決定戦を行う。