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元コリンチャンス=マルセリーニョが誘拐被害=監禁、威嚇に身代金請求も

2023年12月20日

 90年代に人気を博したサッカー選手マルセリーニョ・カリオカ(51)が誘拐され、監禁や身代金のやりとりがあった末、18日に解放、救出された。同日付UOLサイト(1)やG1サイト(2)(3)などが報じている。
 マルセリーニョは17日未明、黒いベンツで大サンパウロ市圏イタクアケセトゥーバを移動中、3人組に近づかれた。彼は前日16日に既婚女性の友人とサンパウロ市東部のイタケロン・スタジアムで開催されたチアギーニョのショーを見に行った帰りだった。容疑者の1人は女性の夫だった。
 彼は容疑者たちに頭を殴られた後、顔を覆面で覆われ、車を乗っ取られた。マルセリーニョは数キロ先の民家で、女性の友人と共に監禁されていたという。
 マルセリーニョが容疑者らの命令に従って携帯電話を渡すと、容疑者たちは彼の弁護士に4万レアルの身代金を要求。Pix2回で4万2千レアルが送金された。また、金の受け取りはなかったが、容疑者たちはマルセリーニョのエージェントの代表にも電話をかけ、釈放と引き換えに20万レアルの身代金を要求した。
 その間に軍警が、イタクアケセトゥーバ市内に放置されていたマルセリーニョの車を発見、サンパウロ市の市警本部に運んだ。マルセリーニョも自身が誘拐されていると訴える動画をSNS上にあげた。
 18日、軍警は車を見つけた付近で、解放され、路上を歩いていたマルセリーニョを発見し、保護すると同時に、容疑者5人を逮捕。マルセリーニョと共にビデオに出ていた女性も保護されたが、警察は彼女も共犯だった可能性も含めて捜査を続けている。
 マルセリーニョは発見された際、目にアザが出来ており、銃を頭に突きつけられた状態で、ビデオを録画させられたと供述している。
 マルセリーニョは90年代にコリンチャンスのミッドフィールダーとして活躍。1999年には全国選手権の最優秀選手にも選ばれている。
 市警は19日、6人を誘拐その他の罪状で告発した。


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