新生児に最も多い名前=23年はミゲルとエレナ

2023年生まれの子供達の名前は、短くて聖書に出てくる名前か、オリジナルなものが多いことが分かったと19日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
ブラジル自然人登録者協会(Arpen)が登記所に届け出のあった名前を集計したところ、23年生まれの子供に最も多かった名前は、男の子はミゲル(2万3140人)、女の子はエレナ(2万3047人)だったという。上位30位には、男の子なら、ガエル、ダヴィ、ラヴィ、ノア、イザアキ、女の子なら、アウロラ、イージス、リス、マイテー、エロアーなどが入っている。
ミゲルは2年続けてトップだった。エレナは昨年はマリア・アリセに次ぐ2位だったが、今年は1位に返り咲いた。
昨年も上位に入っていた名前で今年も多いのは、ガエル、テオ、アルトゥール、エイトール、マリア・アリセ、アリセ、ダヴィ、ラウラだが、順位は入れ替わっている。
ブラジルでは2022年から、18歳以上の人は誰でも、特別な法的手続きを経なくても名前を変えることができるようになった。また、新生児の名前も登録後15日以内なら変更が可能となった。
法令が出てからの1年間で見ると、名前の変更は1万314件あった。名前の変更は身分証明書と納税者番号をもって登記所に行くだけで行うことができる。変更に要する料金は各連邦自治体ごとに定められている。