22日より交通ラッシュ=空路も陸路も年末で混雑
年末の帰省やバカンスで空港や長距離バスのターミナルが混雑中。サンパウロ州では22日から100万人を超える移動があると、22日付G1サイト(1)が報じている。
コンゴーニャス空港では、22日から来年の1月2日までに5865本のフライトが準備されている。これらの便の座席数は総計で96万7千人分に上る。同空港は国内の主要空港を結んでいる。
また、グアルーリョス国際空港では国内便も合わせて150万人の利用を見込んでいる。利用者が多いのは、国内ならリオやポルト・アレグレ、レシフェ、国外ならアルゼンチンのブエノスアイレス、チリのサンチアゴ、米国のマイアミ、ポルトガルのリスボンなどだ。
陸路の場合、チエテとバラ・フンダ、ジャバクアラの三つのバスターミナルの利用者が、20日から26日で85万人と見られている。この数字は昨年同期より10%多い。主な行き先は、北部や北東部、ベロ・オリゾンテやミナス州の南部、リオやアングラ・ドス・レイス、サンパウロ州の海岸部や内陸部などで、通常の便数に2300便が増便される予定だ。
全国財・サービス観光商業連合(CNC)によると、この11月から来年2月にかけての観光シーズン中は、前年同期比で5・6%増で、2012年の集計開始以来、最高となる1558億7千万レアルの観光収入を見込んでいるという。