クラブW杯=フルミネンセは決勝で完敗=Mシティ、圧勝で初の栄冠
22日、サウジアラビアでサッカーのクラブW杯の決勝戦が行われ、南米代表のフルミネンセは欧州代表のマンチェスター・シティに0―4で敗れ、優勝はならなかった。同日付UOLサイト(1)が報じた。
試合は開始早々、シティのディフェンダー、アケが中盤からロング・シュート。これは左のゴールポストに当たって跳ね返ったが、それをシティのセンターフォワード、フリアン・アルヴァレスがヘディングで押し込んで先制。これは開始からわずか45秒で、同杯史上、最速ゴールとなった。
シティは27分にも、攻撃の要のフィル・フォーデンがペナルティエリア内にドリブルで上がってシュート。これをディフェンダーのニノがスライディングで止めようとするも、彼の体に当たって跳ね返ったボールがゴールを割り、オウンゴール。前半で0―2となり、フルミネンセには苦しい展開となった。
シティは後半27分にも、ドリブルでペナルティエリアに上がったアルヴァレスがゴール前に平行パス。それを走りこんだフォーデンが押し込み、3点目。シティは43分にもアルヴァレスが、この日の2点目となる駄目押しゴールで4点目を奪った。
フルミネンセは攻撃でもシュート5本(枠内2本)、コーナーキック2個と、チャンスらしいチャンスを作れないまま、0―4の惨敗。シティはエース、ハーランドの不在も関係なく、アジア代表、浦和レッズとの準決勝での3―0に続き、圧勝で初優勝を飾った。