人気セルタネージャ歌手、急死=3日前まで公演、心臓の手術後
人気男性セルタネージャ歌手のジョアン・カレイロが3日、急死した。数日前までコンサートを行っていたが、心臓の手術の直後に41歳の若さで亡くなったことで、国内に波紋が広がっている。4日付フォーリャ紙(1)やエストラ・サイト(2)が報じている。
カレイロの死は妻のフランシーネ・カロリネ氏を通じて、インスタグラムで伝えられた。カレイロは不整脈や動悸、息切れの原因とされた僧帽弁逸脱症の手術のため、南マット・グロッソ州カンポ・グランデの病院に入院していた。
この死は驚きを持って迎えられた。カレイロは98万人いるインスタグラムのフォロワーに対して投稿を続けており、亡くなった日の午前中に行った投稿でも、大晦日に生まれ故郷のマット・グロッソ州ペドラ・プレッタで行った年越しコンサートの模様について語った後、「心臓の手術をするからしばらくネットを離れるけど、すぐに戻ってくるからね」とのメッセージを送っていた。
フランシーネさんは同日午後、「手術は成功し、移植した弁も機能している」と投稿していたが、その数時間後の死となった。ファンたちの間からは「医療ミスではないか」との声が相次いでいる。
カレイロは2006年にデュオ、ジョアン・カレイロ&カパタスとしてデビュー。「ブルット・ルスチコ・エ・システマチコ」などのヒットで知られ、2014年からはソロ歌手として人気を博していた。