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国税庁職員が港湾と空港でスト決行=物資届かず各業界に影響

2024年1月24日

 国税庁の税務調査官が23日からストに入っており、港湾や空港での物資の移動が止まり、大騒ぎとなっている。23日付メトロポレス(1)などが報じている。
 国税庁職員がストに入っているのは、リオ港、サンパウロ州のグアルーリョス、ヴィラコッポス両空港、サントス港で、陸路の税関でも、サンパウロ州、バイア州サルバドール、アラゴアス州、パライバ州、ペルナンブッコ州、リオ・グランデ・ド・ノルテ州、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレなどがストを行っている。
 ストの理由は、国税庁職員らが賃金の値上げや労働環境の改善を求めているのに、国が応じようとしていないからだという。職員組合によると、同組合は8年近く前から、これらの環境の改善を待っているが、2023年7月の法令見直し後も国は規定順守の姿勢を見せておらず、約束を果たしていないという。組合は今年の始めに財務省が提案してきたボーナスの支払いも拒否していた。
 リオ港の職員たちは、23日から26日は国内外からの物資の解放はないとしており、種々の商品の輸送が止まった状態になっている。例外として扱われるのは腐りやすいもの、生き物、危険物、薬品のみで、それ以外の品は止まったままとなる。このため、商業、工業、農業などに大きな被害が発生することが予想されている。


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