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サンパウロ市市制記念日=記念コンサートが盛況=雨の中でも客足やまず

2024年1月27日

 1月25日はサンパウロ市にとり通算470回目の市制記念日で、雨が降り、肌寒い天候の中にも関わらず、市内各地で開かれたイベントは、詰めかけた多くの人で賑わった。同日付フォーリャ紙(1)が報じている。
 今年は1554年1月25日にサンパウロ市の市制が開始されて以来、470年目に当たる。サンパウロ市ではこの日は祝日で、祝賀のためのイベントが行われるのが慣例だ。
 例年はメインのイベント会場となっていた市中央部(セントロ)の市庁舎近くのヴァーレ・ド・アニャンガバウーは、今年は映画のイベントに使われたため、記念コンサートは、中央部のサンジョアン大通りを最大会場とし、フラヴィオ・インペリオ劇場(東部)、青年文化センター(北部)、チラデンテス市民文化育成センター(東部)、ブタンタン文化カーザ(西部)、カンポ・リンポ文化カーザ(南部)といった具合に、会場を分散して行われた。全会場に共通したテーマは、「女性歌手を祝福するもの」だった。
 サンジョアン大通りの会場では14時に公演開始。最初、人はまばらだったが、徐々に人が集まり始めた。小雨が降り、会場には傘をさしたり、雨合羽を羽織った人の姿が多く見られた。雨は一時的にかなり強くなったが、それでも客足は止まず、人が増えていった。
 今年の記念日の客足の伸びの背景には、昨年12月から始まった、特定の祝日におけるバスの無料運転もあった。
 また、サンジョアン大通りでは伝統的に多いバーからこのステージを眺める人も少なくなかった。
 同会場でのショーは、20時からの人気セルタネージャ歌手、ナイアラ・アゼヴェドの公演で終幕。サンパウロ市民におなじみのサンバの名曲「トレン・ダス・オンゼ」の大合唱で大団円となった。


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