サッカー五輪南米予選=エクアドルに逆転勝ち=決勝R進出を決める
29日、サッカーの五輪南米予選でブラジル代表(セレソン)はエクアドルに2―1で逆転勝ち。これにより、決勝ラウンドに進出することが決まった。29日付UOLサイト(1)が報じている。
予選ラウンドA組でここまで共に負け無しの両チームは、積極的に攻めあったが、決定的なチャンスがつかめず、0―0で前半を終えた。
後半13分、エクアドルはメルカドがペナルティ・エリアの外から意表をつくミドルシュート。これがキーパー、ミカエルの逆を突く形でゴールを割り、1点を先制。ここまで堅守のセレソンは、3試合目で初失点を喫した。
だが、その6分後、ペナルティエリア内でマルロン・ゴメスから浮き玉を受けたエース、エンドリックがドリブルで左側を強行突破。相手のディフェンダーと競り合いながら上げたクロスを、マルロン・ゴメスが走り込んで押し込み、同点となった。
さらに、後半29分には、ゴール前でのチャンスからミッドフィールダーのガブリエル・ピラーニが放ったシュートが相手側ディフェンダーにあたって跳ね返り、再びピラーニのところに戻って来たため、左足で迷わずシュート。これが決まって逆転。
セレソンはこれを守りきり、2―1で勝利した。
セレソンはこれで3連勝。2月1日に行われるベネズエラ戦を残し、3連勝で決勝ラウンドに進出することが決定した。決勝ラウンドにはA、B組の2チームずつが進出。4チームでのリーグ戦で2位以内に入ればパリ五輪に出場できる。