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税関職員=国際空港で順法闘争=手荷物検査を厳格化

2024年1月31日

 【既報関連】空港や港で働く国税庁職員のストが長引いており、30日には国際便利用客を対象として、個々の作業を規定通りに行う順法闘争も行われた。
 29日付アジェンシア・ブラジル(1)によると、この順法闘争は国内の主要空港が対象で、国際便利用客の手荷物検査が通常以上に厳密に行うことになる。
 順法闘争の対象となるのは、ブラジリア、ミナス州コンフィンス、マット・グロッソ・ド・スル州コルンバー、セアラー州フォルタレーザ、リオ州ガレオン、サンパウロ州グアルーリョス、ヴィラコッポス、パライバ州ジョアン・ペッソア、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ、ペルナンブコ州レシフェの各空港だ。また、当日になって参加が決まった空港も複数出ている。
 これらの主要空港では外国から帰国した乗客対象の手荷物検査を強化し、対象とするサンプルを増やす意向だ。
 生産性ボーナスの受け取りを求める国税庁職員のストは約2カ月間に及んでおり、23日からは港や空港、国境地点の税関などで、貨物を中心とするストも始まった。
 だが、シルヴィオ・コスタ・フィーリョ港湾空港相はこの時点で、物資の輸送には大きな損失は見られないとの見解を表明しており、職員組合がより影響が出やすい、国際空港での乗客の手荷物検査でも規定を順守する方針を決めた。
 順法闘争が行われると、国際便利用者は税関を抜けるのに従来以上の時間がかかるなどの影響を受ける。30日の場合も、各空港には手荷物のチェックが終えるのを待つ乗客達の長蛇の列ができたという。


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