今年は暑いカーニバル=南部などでは40度に
カーニバル期間中の南部、南東部の天気の見通しを国立気象観測所(Inmet)が発表している。9日付G1サイト(1)が報じている。
Inmetによると、今年のカーニバル期間中は、アルゼンチンとパラグアイで停滞している熱気団の影響で、中南部は平年以上に暑くなるという。具体的には、南部で発生した熱波が今後数日で広がるため、南東部や中西部などが暑くなるという。
とりわけ暑さが厳しいのは南部で、リオ・グランデ・ド・スル州西部やサンタカタリーナ州西部では40度近く上がる見込みだ。リオ大都市圏でも平年より暑くなるという。サンパウロ州でも大サンパウロ市圏や海岸部は蒸し暑くなるとされているが、平年の平均気温を大きく上回って暑くなるようなことはなさそうだという。
各地の天気を見ると、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレは降水確率がゼロに近いほど乾燥するという。サンタカタリーナ州やパラナ州は蒸し暑く、強いにわか雨が降る可能性が高いという。
11、12日にサプカイのサンボードロモでスペシャル・グループ・エスコーラのパレード(デスフィーレ)が行われるリオ市では蒸し暑く、にわか雨の降る心配があるが、最も雨が降りやすいのは13日だという。
サンパウロ市も日中暑く、午後はにわか雨という夏日和となり、寒冷前線が接近する13日の雨は特に強くなるという。
その他、中西部も蒸し暑くて雨が降りやすいとの予報で、北東部はカーニバル期間中ずっとぐずつくと見られている。