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生活扶助を前倒し給付=水害被害の非常事態市で

2024年2月23日

土砂崩れに巻き込まれたトラックの除去作業(©Defesa Civil/RS)
土砂崩れに巻き込まれたトラックの除去作業(©Defesa Civil/RS)

 飢餓対策・家庭社会支援・開発省が、風水害で非常事態を宣言中の10市(リオ・グランデ・ド・スル州9市とエスピリトサント州1市)の住民へのボルサ・ファミリア(生活扶助)給付を前倒しすることを決め、2月分を受領してなかった人達には22日に一斉給付したと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 生活扶助の給付は受給者カードに記載された社会識別番号(NIS)の末尾番号によって日付が異なり、2月の場合、NISが1の人は16日に給付されたが、0の人への給付は29日になる。
 だが、リオ・グランデ・ド・スル州のクルゼイロ・ド・スル、エレシン、グアイーバ、ウリャ・ネグラ、ラゴア・ボニタ・ド・スル、マッタ、パッサ・セッテ、サンヴィセンテ・ド・スル、トレスの9市とエスピリトサント州イバチバ市では、2月分をまだ受け取っていなかった人全員が22日に給付を受けた。
 今回の前倒し給付額は、リオ・グランデ・ド・スル州の1万5607家族向け1025万レアル、エスピリトサント州の1119家族向け73・592万レアルだ。3月分はNISが1の人の給付日に一斉給付される。
 今回の措置は、困窮している被災者の食の確保を目的とするもので、水害で書類などをなくした人達も、市社会福祉局が発行する特別払い出し証があれば、受給者カードや身分証明書の提示も免除されることになった。


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