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モロ=選挙地域裁の判事決まる=裁判は28日再開が有力

2024年2月23日

 ルーラ大統領がパラナ州選挙地域裁の新判事を選出したことで、セルジオ・モロ上議(ウニオン)の選挙法違反を問う裁判が再開される見通しとなった。22日付G1サイト(1)などが報じている。
 これは22日に連邦政府官報で発表されたもので、新判事にはジョゼ・ロドリゴ・サデ氏が選ばれた。サデ氏は選挙高裁が選んだ3人の候補(トリプリセ)の中から選ばれた。同氏は前任判事のチアゴ・パイヴァ氏の役割を受け継ぐことになる。
 これにより、選挙地域裁のシグルド・ロベルト・ベンツォン長官が求めていた「判事が全て揃った際に再開」という条件が整ったため、裁判再開が確実となった。日時は同長官が決めるが、28日が有力視されている。
 この裁判は、モロ氏が2022年の上議選において規定を大幅に超過する選挙資金を使用した嫌疑を、ボルソナロ前大統領の自由党(PL)、ルーラ大統領の労働者党(PT)と緑の党(PV)とブラジル共産党(PCdoB)の政党連合の二つが訴えていた件を扱っている。
 今回の裁判は1審だが、これが選挙高裁で有罪となった場合、モロ氏は上議罷免となる。昨年12月に中断する前の公判では、検察側はモロ氏の有罪と議席剥奪を薦めていた。


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