連警が3人の容疑者を逮捕=連邦刑務所の脱獄犯幇助で

【既報関連】連邦警察が21、22日に、リオ・グランデ・ド・ノルテ州モソロー連邦刑務所からの脱獄犯幇助(ほうじょ)の疑いで、男性3人を逮捕したと22日付G1サイトなど(1)(2)(3)(4)が報じた。
最初に逮捕されたのは、モソロー市内アエロポルト地区キシャベイリニャの住民で、セアラー州まで行き、車を受け取ると、刑務所から20キロのバラウーナ市まで運転。そこからは別の人物が脱獄犯達が潜んでいると見ていた地点まで車を運んだという。バラウーナで車を受け取った人物の名前は明かされていない。
また、22日は、脱獄犯を追っていた連警が取り締まりを行ったところ、銃や弾丸、麻薬の不法所持が明らかになった男性ら、2人の容疑者が逮捕された。連警によると、この2人も何らかの形で脱獄・逃亡に加担していたという。
連警はこの日、モソロー市内と、セアラー州のキシェレー、アキラス両市で計9件の家宅捜査令状を取っていた。この捜査では、銃や携帯電話(共に複数)、麻薬、乗用車1台が押収された。
連邦刑務所は国内で最も厳重な警備が行われ、脱獄は起きたことがなかったため、今回の脱獄事件には外部の者の協力があったことが当初から疑われていた。
今回の事件では、脱獄犯達がニュースで漏洩した情報を利用して逃走方向を変えたとされており、捜査は機密扱いとなっている。