アルゼンチン=航空関係労組がスト敢行=ブラジルとの間の便も欠航
アルゼンチンで航空関係の従業員組合がストを起こしたことを受け、複数の航空会社がブラジル~ブエノスアイレス間の航空便をキャンセルした。28日付G1サイト(1)やアジェンシア・ブラジル(2)などが報じている。
このストはアルゼンチンの航空関係の労組や協会三つが起こしたものだ。今回のストは、航空会社のアエロリネアス・アルゼンチーナスや運航会社のインテルカルゴの従業員に提示された、12%の給与調整を労組側が拒否したために起きたものだ。
これにより、28日はGol社とラタン社の2社が、ブラジルとアルゼンチン間の直行便をキャンセルせざるを得ない状況となったラタンはブエノスアイレスとの間の便、GOLはブエノスアイレス、コルドバ、ロザリオの各空港との間の便を運航している。
地元の報道によると、ホルヘ・ニューベリー国際空港で4万5千人、エゼイザ国際空港で3万人の利用客に影響が出たという。
この件でラタンは既に、払い戻しと向こう1年以内での便への振替を約束。GOLは払い戻しや振替に加えて、29日のブエノスアイレスへの特別便運航を予定している。