ロビーニョ=ブラジルでの裁判日程決まる=イタリアで有罪の強姦に関し
イタリアでの強姦容疑で有罪判決を受けている元サッカー・ブラジル代表ロビーニョの、伯国での同件での裁判日程が決まった。2月28日付メトロポレス(1)などが報じている。
ロビーニョはACミラン所属だった2013年1月に、ミラノのナイトクラブで酒に酔ったアルバニア人女性に対し、友人5人と共に強姦行為を行った嫌疑で訴えられた。22年1月にはイタリアでの裁判で禁固9年の実刑も確定したが、ロビーニョらはその前に帰国。
イタリアの裁判所はロビーニョ本人がイタリアに再入国しない限り、刑を実行することができないため、イタリア当局はブラジルに対し、身柄の引き渡しか、ブラジルで刑を実行するかのいずれにするかの意向を伺っていたが、ブラジルは自国生まれの犯罪者を当該国に引き渡すことを認めていないため、昨年11月に当時のフラヴィオ・ジノ法相が「ブラジルで刑に服すことはあり得る」との見解を示していた。
2月28日に明らかになったところによると、ロビーニョの裁判は3月20日から、3審を管轄する高等裁(STJ)で、フランシスコ・ファルコン判事を報告官として行われることになった。
ロビーニョは現在パスポートを没収されており、国外に逃げることはできない。彼の近況としては、2月27日に、自身も所属したサントスの下部組織に息子のロブソンさんが入団するための身体検査に同行する姿が目撃されている。
(1)https://www.metropoles.com/esportes/robinho-ja-tem-data-para-ser-julgado-no-brasil