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マンテガ氏=ブラスケンの経営審議会就任か=ヴァーレ総裁の座を逃した後に

2024年3月16日

 連邦政府が、かつての労働者党(PT)政権で財相だったギド・マンテガ氏を石油化学大手のブラスケン社の経営審議会に据えようとしていると、14日付フォーリャ紙(1)が報じている。
 マンテガ氏は12日、ルーラ大統領とペトロブラスのジャン・ポール・プラテス総裁との会合に招かれた。13日午後はルイ・コスタ官房長官と、今後について話し合っている。
 ブラスケンの経営審議会は4月に11議席中10議席が任期満了となるが、内4議席はペトロブラス、残る7議席は建設大手のノヴォノル社(旧オデブレヒト社)が指名できる。
 今回は、ノヴォノルが任命した経営審議会議長のジョゼ・マウロ・マトラウ・カルネイロ・ダ・クーニャ氏、ペトロブラスが任命した副議長のエドゥアルド・バセラール・レアル・フェレイラ氏も任期が終了する。
 連邦政府によると、マンテガ氏の就任は手続き上の問題のみで、任期は2年間だという。
 ルーラ大統領はマンテガ氏を資源大手のヴァーレの社長や経営審議会メンバーに据えようとしたが、失敗していた。
 マンテガ氏は第1期ルーラ政権の2003~4年に企画・予算・運営相を務めた後、同第1期政権末年の06年3月から、ジウマ第1期政権が終わる2014年まで、財相を務めていたが、ジウマ政権下の経済を悪化させたとの印象を持たれ、こうした役職を避けられる状況が続いている。


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