サッカー・サンパウロ州選手権=パルメイラスが4強入り=サンパウロはPKで脱落
16、17日にサッカーのサンパウロ州選手権の準々決勝が行われ、サンパウロ州4強ではパルメイラスやサントスが準決勝進出を決めたが、サンパウロはPK戦で脱落した。同日付UOLサイト(1)(2)(3)などが報じている。
16日はまず、パルメイラスがポンテ・プレッタを玉砕した。本拠地アリアンツ・パルケでの一戦は前半3分にアルゼンチン人センターフォワードのホセ・ロペスが先制点を決めると、そこから前半だけで3点。後半も25分の時点で5―0と圧倒。ロペスがハットトリック(3点)を決めるなど、5―1で準決勝に進出した。
17日は全国選手権1部のブラガンチーノが内陸部リメイラのクラブ・チーム、インテルナシオナル・リメイラを寄せ付けず、3―0で勝利し、ベスト4に進んだ。
サンパウロは過去5年間で全国選手権4部から2部に昇格するなど、急速に台頭中のノヴォリゾンチーノと対戦。序盤に点を入れあい、前半23分の時点で1―1となったが、サンパウロはその後、ボール占有率71%、シュート数も相手の9本の倍以上の19本を打ちながらも追加点が奪えず、PK戦に。
PKでも3人目の時点では3―2でリードしていたが、4人目のアラウージョ、6人目のコスタがシュートを外した上、キーパーのラファエルも相手のシュートを止められず、4―5で逆転負け。本拠地モルンビでの屈辱の敗戦となった。
サントスは、かつてのサンパウロ市内の名門チームで、復活を目指して再建中のポルトゥゲーザと対戦。本拠地ヴィラ・ベルミロで有利と予想されていたが、試合は互角に進み、後半28分にはフォワードのオテロにレッドカードが出て、数的不利になるなど大苦戦。なんとか0―0でしのいだサントスは、PK戦を4―2で振り切り、辛くも勝ち進んだ。
準決勝は20日で、組み合わせはパルメイラス対ノヴォリゾンチーノ、ブラガンチーノ対サントスとなっている。