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ロビーニョ「強姦はしていない」=自国裁判の3日前に激白

2024年3月19日

 イタリアで有罪となった強姦容疑に関する裁判がブラジルでも行われることになったサッカー元代表のロビーニョがインタビューで、「人種差別による迫害」だと訴えた。17日付CNNブラジル(1)などが報じている。
 ロビーニョはACミラン在籍時の2013年1月、友人5人とナイトクラブでアルバニア人女性を酒に酔わせた末、集団強姦した容疑をかけられ、2010年12月にイタリアの裁判所で9年の実刑判決を受けた。
 だが、ブラジルの法律では、外国での裁判で有罪となっても、自国民の身柄の引き渡しを認めていないため、判決前に伯国に帰国したロビーニョへの懲罰は行われていなかった。
 ロビーニョがブラジルで実刑に服すか否かの裁判は20日に3審担当の高等裁判所(STJ)で行われるが、それを3日後に控えたロビーニョがレコルデ局の取材に答えた。
 ロビーニョはそこで、「僕がイタリア人で白人だったら、僕の裁判は間違いなく結果が変わっていた。証拠ならたくさん持っているし、絶対に有罪にはなっていなかったはずだ」との表現で、有罪判決は人種差別によるものだと主張した。
 ロビーニョは原告の女性に関し、「表層的で瞬時の関係だったよ。僕はキスを交わして家に帰った。彼女は僕を突き飛ばしもしなかったし、やめろとも言わなかった。彼女が僕の友人と共に(ナイトクラブに)残りたがっていたから家に帰ったけど、性行為は合意のもとだった」と語っている。
 さらに、「自分の持っていた証拠はイタリアの裁判所で無視された」とし、自分の言い分も聞いて欲しいと語った。また、原告が酔って寝ている間に行ったとされる会話の録音に関しても、「1年後に信用できない別の人物と交わした会話が録音され、流用された」と反論。「僕はモンスターじゃない」とし、容疑を全面的に否定した。


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