グアルーリョス空港=直行モノレールに第1号電車=本格操業は年内の予定
CPTMのグアルーリョス空港駅から各ターミナルまでをつなぐモノレールの第1号電車が15日に現地に届いた。19日付フォーリャ紙(1)が報じている。
CPTM13号線のグアルーリョス空港駅は2018年から操業を始めている。そもそもは2014年のサッカーW杯に間に合わせるように工事が進んでいたが、4年遅れでの運行開始だった。
「サンパウロ市内から直通でグアルーリョス空港に行ける」という触れ込みのCPTM13号線だったが、この駅からターミナルまでは2・5キロあり、駅からは送迎バスが出ている。これは、国際便利用で手荷物が多い乗客を中心に、不満の種となっていた。
それを解消すべく、モノレール「ピープル・ムーバー」が建設されている。このモノレール線は全長2・7キロで、1回につき200人、1時間で2千人の人を各ターミナルにまで届けられるよう、設計されている。
このピープル・ムーバーは当初、今年の第1四半期に運行を開始する予定で進んでいた。だが、同モノレール線を管轄するGRUエアポート社によると、「2024年内」の運行目標となっている。