サンパウロ市コンゴーニャス空港=新たな商業センターを建設=空港拡張に伴い4年後操業へ
サンパウロ市コンゴーニャス空港内に新しい商業センターが造られることが明らかになった。2028年から操業となる見込みだ。25日付フォーリャ紙(1)などが報じている。
これは、25日に行われたコンゴーニャス空港の再建プロジェクトの記者会見で発表されたもので、サンパウロ州のタルシジオ・デ・フレイタス知事やシルヴィオ・コスタ・フィーリョ港湾空港相らが参加していた。
それによると、新しい商業センターは、2028年6月までに増設される搭乗ターミナルの隣に造られる。2万平米に及ぶスペースには商店やカフェ、レストラン、さらにVIPルームやオフィスも併設される予定だという。
これはコンゴーニャス空港が国際便運行も視野に入れたターミナルの拡張工事を行うのに伴うものだ。この工事の入札は2023年10月に行われ、スペインのAena社が落札。20億レアルを投資する見込みだ。
Aenaによると、搭乗口を現在の12から19に拡張し、年間の空港利用者数も、現在の2200万人から2900万人に増やしたいとしている。