site.title

マリエレ事件=PSOLへのスパイ入党者=ブラゾン兄弟から使命受け

2024年3月27日

 【既報関連】マリエレ・フランコ元リオ市議殺害事件の実行犯のロニー・レッサ容疑者が、同氏の殺害命令容疑で24日に逮捕されたブラゾン兄弟の使命を受けたミリシア(民兵)が、マリエレ氏が所属していた社会主義自由党(PSOL)に入党し、スパイ活動を行っていたと連警に語っていたことが明らかになった。26日付G1サイト(1)が報じている。
 PSOLに潜入したスパイは、ラエルテ・シルヴァ・デ・リマ容疑者とその妻のエリレイデ・バルボーザ・デ・ロシャ容疑者の2人で、前者は2016年、後者は2017年に入党。この二人はマリエレ氏を含むPSOL党員の監視役で、リオ市西部の土地を巡る犯罪行為を容易にするための情報を流すことも命じられていたという。レッサ容疑者によると、ラエルテ容疑者は、リオ市西部で影響力を持っていたブラゾン兄弟と密接な関係を持つミリシアだ。
 レッサ容疑者によると、ラエルテ容疑者はマリエレ氏が殺害された日に同市中央部の黒人女性の家にいることを確認する情報を流した人物だ。レッサ同容疑者自身は、この二人がマリエレ氏へのスパイ行為を始めたのと同じ時、PSOLのリーダー格でマリエレ氏の上司だったマルセロ・フレイショ州議(当時)の調査を始めたという。
 ラエルテ容疑者は早くからマリエレ事件への関与が疑われており、2019年に1度逮捕され、20年に条件付で釈放された。だが、2023年12月に同市西部リオ・ダス・ペドラス区のミリシア関連の捜査で逮捕されている。エリレイデ容疑者もマリエレ殺害事件への関与容疑で既に逮捕されている。
 ラエルテ容疑者夫妻は2020年にPSOLから追放処分を受けている。


ガビゴル=2年間の出場停止処分に=ドーピング検査で不正行為前の記事 ガビゴル=2年間の出場停止処分に=ドーピング検査で不正行為NYタイムス=前大統領がハンガリー大使館2泊=「逮捕逃れで亡命準備」疑惑=「国際情勢を議論」と反論も次の記事NYタイムス=前大統領がハンガリー大使館2泊=「逮捕逃れで亡命準備」疑惑=「国際情勢を議論」と反論も
Loading...