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ガビゴル=2年間の出場停止処分に=ドーピング検査で不正行為

2024年3月27日

 国内サッカー・リーグ屈指のストライカー、ガビゴル(フラメンゴ)が15日、ドーピング検査で不正行為を働いた疑惑により、2年間の出場停止を命じられた。25日付UOLサイト(1)やTNTスポーツ(2)などが報じている。
 この決定は、スポーツ・アンチドーピング裁判所(TJD/AD)が25日に行った判事投票で決まったものだ。これによると、ガビゴルはブラジル・アンチドーピング法122条に違反すると見なされた。
 事の発端は2023年4月8日、リオ州選手権決勝でのフルミネンセ戦を翌日に控えたフラメンゴの練習場を訪れたブラジル・ドーピング規制機構(ABCD)が、ドーピングに関する抜き打ちの競技外検査を行おうとした。
 検査ではトレーニングが行われる前の選手に尿のサンプルを提出してもらうことになっているが、ガビゴルはこれを無視した上、苛立った様子で検査員に対して暴言なども吐いたという。また、最終的にはサンプルを提出したが、やり方は規定に従っておらず、検査官が彼をトイレまで追いかける必要まで生じたという。
 この結果、ガビゴルは問題発生から2年、つまり2025年4月までサッカーの試合への出場を停止されることになった。ビゴルの弁護士のガブリエル・カプト氏は、「陽性反応が出たわけでもないのに極端な結果だ」としてスポーツ裁判所(CAS)に控訴する構えだ。
 今回の審理は判事投票5対4の僅差だったため、CASの審理で結果が覆される可能性はある。
 ガビゴルは2018、19年に全国選手権、21年にリベルタドーレス杯で得点王にも輝いた、国内を代表するストライカーの一人だ。


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