デゼンローラの期間延期=5月20日まで交渉可に

個人や法人が抱える負債の軽減交渉を認めるデゼンローラ・ブラジルが5月20日まで延期されることになったと27日付G1サイトなど(1)(2)(3)が報じた。
デゼンローラの適用期間は23年末までだったが、最初の延長で3月31日までとなっていた交渉期間が5月20日まで延長される。
デゼンローラは金融機関や商店などの参加も得たプログラムで、専用サイトの他、銀行や郵便局でも相談・交渉ができる。今回は、月収が最低賃金二つまでの人、あるいは生活扶助などの社会福祉プログラム対象者登録用の統一登録システム(CadUnico)に登録されている人が対象となる。
財務省によると、現在までに同プログラムを利用した人は1400万人、交渉で軽減された負債総額は500億レアルに上るという。政府が当初予想していた利用者は3千万人だから、半分以下だ。また、負債の割引率は平均で83%で、一括または最大60カ月の分割で払うことになったという。
デゼンローラに参加できる条件は、負債の元金が2万レアル以下で、クレジットの信用情報がネガティブになったのが2019年1月から2022年12月の間のみの場合。クレジットカードやローンなどの銀行負債の他、エネルギーや水道、商業料金などで発生した未払いの負債も対象となる。
最賃二つまでの利用者の55%は女性で、67・3%が25~44歳、負債の平均額は1013レアルで分割払いが56%を占めている。
Gov.brのプラットフォームでは1月以降、ブロンズにも分割払いを認めており、同レベルの利用者が19%から40%に増えている。