リベルタドーレス杯=パルメイラスが初戦引分=サンパウロ州選手権控え主力温存の中
サッカーのリベルタドーレス杯のグループリーグで3日、パルメイラスは主力を大量に温存させた敵地での対サンロレンソ(アルゼンチン)戦を、1―1で引き分けた。同日付グローボエスポルテ(1)が報じている。
この日はグループリーグの初戦だったが、パルメイラスは攻撃の要であるエンドリックやラファエル・ヴェイガ、守護神ウェヴェルトンら、ブラジル代表にも選出されるメンバーを含むレギュラー選手7人のブエノスアイレス遠征を見送った。これは、7日にサンパウロ州選手権の決勝戦を控えているためだ。パルメイラスはサントスとの決勝戦第1試合を0―1で落としている。 試合序盤はサンロレンソが押し気味に試合を進め、前半20分にロマーニャのゴールで先制した。
だが、その後はサンロレンソの拙攻と、37歳のベテラン・キーパー、ロンバの好守もあり、試合は緊迫。そして、後半36分、パルメイラスは途中出場のウルグアイ代表ディフェンダー、ピケレスが、ペナルティエリアの外からのフリーキックから豪快なミドルシュートを決め、同点に。試合はこのまま、1―1で引き分けた。
劣勢で臨んだ試合を落とさずに済んだパルメイラスは、満を持して、7日のサンパウロ州選手権決勝第2試合に臨む。