リベルタドーレス杯=パルメイラスが1勝目=16歳エステヴォン初得点
サッカーのリベルタドーレス杯で11日、パルメイラスが16歳のエステヴォンのプロ初ゴールなどでリバプール(ウルグアイ)に3―1で勝利した。同日付CNNブラジル(1)が報じている。
初戦はサンパウロ州選手権の決勝に備え、主力を大量に温存し、引き分けに終わったパルメイラスだが、本拠地アリアンツ・パルケでの第2戦は、通常通り、レギュラー・メンバー主体となった。
パルメイラスは開始早々の3分にいきなりゴールを許したが、その後は試合を支配し、相手を圧倒した。前半終了間際には、コーナーキックで得たチャンスから、アニバル・モレノのヘディングシュートで同点に追いついた。
後半13分には、ラファエル・ヴェイガからのゴール前へのクロスをキーパーの目の前で受けたフラコ・ロペスが、相手キーパーと衝突しそうになりながらも決め、2―1で逆転に成功。
さらに21分、ラファエル・ヴェイガがゴール前にあげたクロスを、この日は右ウイングで先発出場していたエステヴォンがヘディングで決め、3―1とし、勝負を決めた。
エステヴォンは16歳11カ月で、この年齢でのゴールはリ杯で史上2番目に若い選手のものとなる。下部組織時代に「メッシーニョ(リトル・メッシ)」の異名をとったエステヴォンは、間もなくレアル・マドリッドに移籍する1歳年上のエンドリックに代わる戦力として期待されている。
リベルタドーレス杯はグループリーグ第2節を終えたが、ブラジル勢で2連勝を飾ったのはアトレチコ・ミネイロのみ。パルメイラス、フラメンゴ、フルミネンセは1勝1分で、サンパウロは1勝1敗。グレミオとボタフォゴは2連敗となっている。