マリーナ環境相=タイム誌の「世界の100人」に=「森林伐採撲滅」への期待で
米国タイム誌が選ぶ「世界の100人」に、ブラジルからただ一人、マリーナ・シルヴァ環境相が選ばれた。17日付G1サイト(1)が報じている。
タイム誌はマリーナ氏に関し、「違法な森林伐採撲滅の使命を課されている人物」として紹介。11月に行われるG20会議でも重要な役割を担うことになると記している。
同誌はマリーナ氏のこれまでの経歴も紹介。極貧家庭で育ち、文字を覚えたのも遅かったが、環境活動家として知られ、大統領選に出馬して3位に入ったことがあることなどを報じている。
「世界の100人」は毎年この時期に発表されており、ブラジルからはこれまでに、2011年にジウマ大統領(当時)、2021年にボルソナロ前大統領(当時)、2023年にルーラ大統領が選ばれている。
今年の政界関係者ではマリーナ氏の他に、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領、米国のグレッグ・アボット・テキサス州知事、イランの人道活動家でノーベル平和賞も受賞したナルゲス・モハンマディ氏などが選ばれている。