site.title

バイア州=域内感染のコレラ患者確認=18年ぶり、感染拡大はなし

2024年4月23日

18年ぶりに域内感染のコレラ患者を確認と報じる20日付G1サイトの記事の一部
18年ぶりに域内感染のコレラ患者を確認と報じる20日付G1サイトの記事の一部

 保健相が19日、18年ぶりのコレラ患者の発生を確認したと発表したと20日付G1サイト(1)などが報じた。
 患者はバイア州サルバドール市に住んでおり、コレラ患者と接触したことも、患者発生が確認されている国を旅行したこともない。形の上では地元での域内感染だが、孤立型として扱われている。
 保健省によると、域内感染発生は2006年以来だ。それ以前には2004年と2005年にペルナンブコ州で症例記録があるが、それ以外は皆、国外で感染した輸入型だった。
 患者は60歳男性で、3月に腹痛と下痢を訴え、種々の検査を受けたが、全ての検査の結果、局所的で孤立した症例とみなされている。また、4月以降、病原体の拡散も起きていないという。
 コレラは急性の腸管感染性細菌性疾患で、汚染された食品や人から感染が広がる。主な症状は下痢や腹痛、けいれんで、重症だと死に至る場合もある。
 世界保健機関によると、1~3月には31カ国が患者発生やコレラ流行を宣言したという。


ホンダが新投資サイクルで42億レ=ブラジル4輪業界全体で1千億レ超に前の記事 ホンダが新投資サイクルで42億レ=ブラジル4輪業界全体で1千億レ超にリオ市コパカバーナ=マドンナのショー間近=ホテルの客室8割埋まる次の記事リオ市コパカバーナ=マドンナのショー間近=ホテルの客室8割埋まる
Loading...