前大統領次男=ベジタリアン食を禁止?=リオ市議会で提案

ボルソナロ前大統領の次男カルロス・リオ市議が、同市の保育園や公立校でのベジタリアンやビーガンメニューを禁じる法案を提出した。23日付メトロポレス(1)が報じている。
カルロス市議の法案は三つの項目からなっている。一つ目は給食ではベジタリアン用のメニューを禁止する、二つ目は公教育職員がベジタリアンまたはビーガニズムの採用を推奨することを全面的に否定するというもので、三つ目には法案は承認後、直ちに実行されるとある。
ベジタリアンやビーガンの食事を制限すべき科学的な根拠は存在しないが、同市議は、保護者の厳密な知識や同意もなく、学校がベジタリアンやビーガンの食事を提供することは推奨されるかと問いかけている。
また、「我々が良く知っている食材の中にはベジタリアンやビーガンが差し引いたものがあるが、研究ではそれらの食材の効率性と有効性が証明されている」としているが、出典は示していない。
同市議は、菜食主義は「環境保護を支持する左派の運動」で「地球温暖化を牧畜農家のせいにするのは馬鹿げたこと」と主張している。