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連邦検察庁=ザンベッリ下議らを起訴=CNJへのハッキングで

2024年4月25日

ザンベッリ下議(Lula Marques)
ザンベッリ下議(Lula Marques)

 連邦検察庁はカルラ・ザンベッリ下議(自由党・PL)とハッカーのヴァルテル・デルガッチ容疑者の2人を全国法務審議会(CNJ)のコンピューターへのハッキングの嫌疑で起訴した。23日付フォーリャ紙(1)が報じている。
 これはデルガッチ容疑者がCNJのコンピューターにハッキングを図り、偽造されたアレッシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事逮捕のための資料を混入させた嫌疑に関するものだ。これに関してはデルガッチ氏自身が犯行を認めており、ザンベッリ氏の命令で文書の作成とハッキングを行ったと語っている。
 パウロ・ゴネ連邦検察庁長官が送った起訴状によると、デルガッチ容疑者は2023年1月4日、CNJ内部の関係者の助けもあってコンピューターに侵入することに成功し、3件の虚偽の釈放許可証を挿入。また、モラエス判事に対しても、「犯罪組織」を理由とする偽造の予備逮捕令状を混入させたという。
 また、デルガッチ氏は連邦警察に対し、ザンベッリ氏に近い関係者からハッキングの報酬として1万3500レアルの支払いを受けたと語っている。
 ザンベッリ氏の弁護人はこれに対し、「今回の起訴に驚いている。デルガッチ氏の証言の矛盾は指摘されているし、ザンベッリ氏は起訴された内容にあたることはしていない」と反論している。


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