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リオ・グランデ・ド・スル州=76市で暴風雨の被害=3人死亡、家屋や橋も倒壊

2024年5月1日

ロカ・サレス市での倒壊家屋や地滑りの現場(Divulgação/Bombeiros Voluntários de Roca Sales)
ロカ・サレス市での倒壊家屋や地滑りの現場(Divulgação/Bombeiros Voluntários de Roca Sales)

 リオ・グランデ・ド・スル州では4月29日から強い雨が続いており、少なくとも3人が死亡する被害が出ている。4月30日付G1サイト(1)が報じている。
 雨による被害は4月30日午後5時現在で76市に及んでいる。中央部ファシナル・ド・ソトゥルノでは降り始めからの24時間だけで226・2ミリの大雨が降っている。
 今回の雨は強風も伴っており、国立気象観測所(Inmet)によると、北部ソレダーデでは時速87キロの暴風雨が吹いたという。
 この雨で、4月30日昼過ぎ現在で11万5千人が停電被害に遭い、127人が市が定めた避難所に退避。107人が住処を失った。サンタクルス・ド・スルでは同時点で50世帯が河川の氾濫で避難を余儀なくされている。州都ポルト・アレグレ都市圏のカショエイリーニャでは洪水で孤立化した15世帯が市警備隊に救助されている。
 家屋の倒壊もひどく、山間部のボン・ジェズスでは昼過ぎまでに30軒、マット・レイトンでも9軒が倒壊した。また、サンタテレーザではコンクリート製の橋が流された。
 また、午後5時までの死者は、タクァリ渓谷のパヴェラマで濁流にのまれた車の内外で2人、パンタノ・グランデでも感電死1人と、少なくとも3人に上っている。また、家屋倒壊などで5人が負傷。18人が行方不明となっている。


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