ブラジル杯=パルメイラス最後に逃げ切り=17歳のエステヴォンが殊勲弾
2日、サッカーのブラジル杯第3節の試合が行われ、パルメイラスが17歳の新人エステヴォンの試合終了間際のシュートで2―1で逃げ切った。同日付グローボエスポルテ(1)が報じている。
国内最大のトーナメント戦である同杯では第3節からシード権のある強豪が加わる。パルメイラスもその一つで、初戦がこのボタフォゴSP戦だった。
本拠地アリアンツ・パルケでの試合の上、相手は全国選手権4部のチームということもあり、楽勝が予想されていたが、パルメイラスは後半12分のホニのゴールで先制こそしたものの、後半45分に追いつかれてしまった。
アディショナル・タイムも8分が過ぎ引き分け濃厚となったその瞬間、ロムロがゴール手前にあげたクロスをキーパーの目の前で受け取ったエステヴォンがゴールに押し込み、2―1とし、辛くも勝利した。
エステヴォンは4月に17歳になったばかり。誕生日の直前にはリベルタドーレス杯で史上2番目の若さでのゴールも決めていた。
試合後、アベル・フェレイラ監督は、「今までに見たことのない動きをする選手。2027年まで移籍させないでほしい」と賛辞を惜しまなかった。