確定申告の期限迫る=31日23時59分まで

国税庁が23日、同日16時45分現在で確定申告を済ませた人は3030万4862人で、確定申告対象者4300万人の70・5%が申告を済ませたと発表したと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。今年の申告期間は3月15日8時~5月31日23時59分だ。
同庁によると、申告を済ませた人の66・7%は所得税の払い戻しを受ける権利があるが、18・4%は不足分の税金を払う必要がある。払い戻しも新たな納入もない人も14・9%いる。
また、申告済みの人の81・4%はコンピューターを使っており、必要事項が事前に記入されたフォーマットを利用した。国税庁のクラウド、Fiscoのコンピューターに作りかけの申告書が保存される、オンラインで書式記入を行った人が10・7%、携帯電話用アプリである「メウ・インポスト・デ・レンダ」を使った人も7・8%いたという。
申請を済ませた納税者の40・1%は事前記入された通常の申告書を利用しており、暫定版の書類をダウンロードし、情報を確認した後、またはデータを修正したりした後に申告した。簡素化された納税システムを利用した申請者は57・2%だった。
今年は給与所得者や年金受給者などの申告免除額が3万639・90レアルに引き上げられるなどの変更があるので、未申告者は申告が必要かの確認を。期日間際はシステムが混んで送信できない時があるが。期日までに申告できないと、165・74レまたは納税額の20%の内、大きい方の額を罰金として払う必要があるので要注意だ。