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RS州大水害=州間高速バスが運行再開=30本限定、完全復旧未定

2024年6月14日

13日からは州外便の運行も始まったPA市のバスターミナル(©DAER/Divulgacao)
13日からは州外便の運行も始まったPA市のバスターミナル(©DAER/Divulgacao)

 【既報関連】4月末からの豪雨による南大河(RS)州大水害のため、5月4日に封鎖されたポルト・アレグレ(PA)市のバスターミナルが、7日の州内便に続き、州外便も操業再開と13日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 同州内陸部で最初の水害が起きたのは4月27日。内陸部の雨に当該地域の雨が重なって生じたグアイバ湖の水位上昇でPA市でも水害が生じ、5月4日に市中央部のバスターミナルも封鎖された。
 長距離バスの運行再開はターミナルやその周辺のコンディションだけでなく、高速道の修復などが不可欠だ。PA市は埋め立て地や低地故に排水ポンプが不可欠な地域もある。今回、州外便の運行が再開されたバスターミナルも、舟でしかアクセスできない状態が州内便の運行再開前まで続いていた市中央部にある。
 州外便の運行再開は部分的で、当面はサンタカタリーナ、サンパウロ、パラナ、リオ、ゴイアス、パラー、連邦直轄区向けの発着便約30本に限定。州外便の運行時間は6~21時で、これ以外の時間帯の便は、5月4日の封鎖後に変則的な対応策として機能し始めた北部海岸オゾリオ市のターミナルからとなる。
 ターミナルの運営を担当するVeppo社は、窓口の負担や待ち時間を減らすため、乗車券購入はサイトで行うよう奨励。州外便への乗降は都市間到着エリア内の18のボックスで行われる。同エリアには待合室やトイレ、券売所がある。電力供給が完全復旧しておらず、売店は休業したままだ。
 なお、13日からは、同市内アントニオ・デ・カルヴァーリョ・ターミナルからも出ていた州内116市との間のバスの運行は、中央ターミナルのみとなる。
 バスの運行に関する問い合わせはワッツアップ(51・3210・0101、8~18時)かhttps://www.rodoviaria-poa.com.br/で行うよう勧められている。


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