Enem=最低でも500万人受験?=RS州の申請は21日まで

教育省が16日、2024年の国家高等教育試験(Enem)の受験者は505万5699人で、大水害のため、申し込み期間が21日まで延期されているリオ・グランデ・ド・スル(RS)州の受験生の申し込みも出そろった時点ではさらに増える見込みだと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)が報じた。
最終的な受験生の数は、受験料85レアルが支払われた時点で確定する。受験料の振込期限は19日だ。
今年は受験生の過半数(273万1757人)が受験料免除を申請し、認められている。また、RS州の受験生は全員が受験料を免除されている。なお、高校3年生(最終学年)の受験生は165万5721人で、その内の133万364人が受験料を免除されている。
24年度のEnem受験生の数は近年の数を超えている。2023年は390万人、2022年は339万人が申し込んでいる。
Enemは多くの大学の入試そのものとして使われたり、入試の点数にボーナス点を加えるのに使われたりする。高等教育機関の中には、Enemの点数で奨学生を選考し、授業料の全額または半額を免除したりするところもある。
また、ポルトガルの大学の中にも、Enemの点数によって留学生の受け入れを決めているところがある。