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電気代1日からは黄旗に=少雨と需要増で追加料金

2024年7月2日

消費者の自覚や工夫が節電の鍵(©Fernando Frazao/Agencia Brasil)
消費者の自覚や工夫が節電の鍵(©Fernando Frazao/Agencia Brasil)

 国家電力庁(Aneel)が6月28日、7月1日以降の電気代には、100kW/時あたり1・88レアルの追加料金を課すこと(黄旗の適用)を決めたと6月29日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。
 黄旗が適用されるのは2022年4月以来だ。この間の26カ月間は緑旗で追加料金がなかった。
 同庁によると、今年下半期の降水量は平年を約50%下回ると見られている。他方、この冬は平年以上の気温になると見られており、エネルギーの消費量増加が予想されるため、水力発電より経費がかかる火力発電を使用しなければならなくなるとして、追加料金を課すことにしたという。
 旗の色による追加料金は、料金を引き上げることで電力消費を抑制するための試みで、火力発電所の稼働が必要となる程度により、追加料金がかからない緑、追加料金がかかる黄色と赤1、赤2の旗の適用が決まる。
 Aneelは3月に旗の色毎の追加料金を改訂し、最大で37%値引きした。新たな追加料金は、黄旗が37%減の100kW/時あたり1・88レアル、赤旗1が31%減の100kW/時あたり4・46レアル、赤旗2が20%減の100kW/時あたり7・87レアルとなっている。


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