site.title

イザキアスに待望のメダル=ビーチバレー女子では金

2024年8月10日

カナディアンシングル1千メートルで銀メダル取得を決めて喜ぶイザキアス(9日付アジェンシア・ブラジルの記事の一部)
カナディアンシングル1千メートルで銀メダル取得を決めて喜ぶイザキアス(9日付アジェンシア・ブラジルの記事の一部)

 【既報関連】パリ五輪も残りわずかとなったが、9日はカヌーのイザキアス・ケイロスがカナディアンシングル(C1)1千メートルで待望のメダルを獲るなど、選手達の戦いが続いている。
 イザキアスは相棒のジャッキー・ゴッドマンと共に8日のカナディアンペア500メートルに出場し、決勝まで進んだが、風などに妨げられて最下位に終わった(8日付グローボ・エスポルテ(1)参照)。この時点で体操のレベッカが更新した五輪でのメダル獲得数6個に並ぶ可能性がなくなった。
 だが、C1―1千メートルでは、失意に終わった前日の記憶を振り払い、準決勝を経て決勝へ。500メートルの時点では5位まで順位を下げていたが、その後は猛烈なスパートをかけて前方の選手3人を抜き、1位とは3・44秒差で銀メダルを獲得した(9日付アジェンシア・ブラジルなど(2)(3)参照)。
 これでイザキアスのメダル獲得数は5個となり、東京大会までの獲得数トップ選手2人と並んだ。
 9日は8日の準決勝で豪州ペアを破ったアナ・パトリシア/ドゥーダ組が、決勝戦でもカナダのメリッサ/ブランディ組をセットカウント2対1で破り、金メダルを獲得した(8日付アジェンシア・ブラジルなど(4)(5)(6)参照)。
 陸上400メートル障害のアリソン・ドス・サントスも、東京大会に次ぐ銅メダルを獲得した(9日付グローボ・エスポルテ(7)参照)。
 オープンウォータースイミングは8日が女子、9日が男子で、女子のアナ・マルセラ・クーニャが健闘したが、4位に終わり、メダルを逃した(8日付グローボ・エスポルテなど(8)(9)参照)。
 9日の新体操個人総合の決勝には、予選を8位で通過したバルバラ・ドミンゴスがブラジル選手としては初めて参加したが、メダルには届かず、10位に終わった。9日は新体操団体の決勝も行われたが、メダルが期待されていたブラジルチームは選手の1人がケガをして、決勝前の2戦目で高難度の技をこなしきれず、9位に終わり、決勝進出を逃した(8日付アジェンシア・ブラジルなど(10)(11)(12)(13)参照)。
 レスリング女子57キロ級のジウリア・ペネルベルは8日の準々決勝でグアムの選手に敗れ、9日の敗者復活戦に出場。ドイツの選手に勝ち、3位決定戦に進んだが、中国の選手に敗れ、5位に終わった(8日付グローボ・エスポルテなど(14)(15)参照)。
 テコンドーは、8日の試合で敗者復活戦を勝ち上がった68キロ以下級のエディヴァル・ポンテスが3位決定戦を制し、ブラジル勢にとってはこの日、唯一の銅メダルを獲得した(8日付アジェンシア・ブラジルなど(16)(17)参照)。
 バレーボール女子は準決勝で米国と対戦。今大会で初めてセットを落とし、フルセットまで持ち込んだが、セットカウント3対2で敗れ、10日の3位決定戦に臨む(8日付アジェンシア・ブラジル(18)参照)。
 8日はヨットの試合も行われたが、いずれの種目もメダルに届かず、1992年のバルセロナ大会以来となる、メダルなしで終わった(8日付グローボ・エスポルテ(19)参照)。


ペトロブラス=第2Qは約4年ぶりの赤字=為替影響と特別支払いが起因前の記事 ペトロブラス=第2Qは約4年ぶりの赤字=為替影響と特別支払いが起因サンパウロ市市長選火ぶたを切る=5候補がTV討論会激論=最新世論調査で大差なく次の記事サンパウロ市市長選火ぶたを切る=5候補がTV討論会激論=最新世論調査で大差なく
Loading...