全国市長・市議選=トランス候補が967人=LGBT候補者は全体の2%

今年の全国市長・市議選には、1千人近いトランスジェンダー候補が出馬することがわかった。16日付フォーリャ紙(1)が報じている。
今回の統一地方選では初めて、候補者登録に性別の記入欄ができた。それによると、全国5500以上の市での選挙での市長、副市長、市議候補の中にトランスジェンダーの候補が967人いることがわかった。これは、今回の選挙に全候補者の0・2%に相当する数だ。
州都の市長選を見ると、トランス連邦議員の先駆けとしても知られるドゥーダ・サラベルチ下議(民主労働党・PDT)がミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテの市長の座を狙って出馬する。
今回の選挙では候補者全員が記入したわけではないので、正確な数字ではないが、候補者の98%はヘテロセクシャルで、残る2%はLBGTの候補だ。区分としては、ゲイが1035人(0・72%)、レズビアンが639人(0・44%)、バイセクシャルが452人(0・31%)、アセクシャルが192人(0・13%)、パンセクシャルが72人(0・05%)となっている。