エンドリック=欧州デビュー戦で早速初得点=レアルの外国人史上最年少記録

25日、サッカーのスペイン・リーグ「ラ・リーガ」で、エンドリックがレアル・マドリッド移籍後初の公式デビュー戦でいきなり得点を記録。名門の同チームにおける外国人選手史上最年少のゴールとなった。同日付UOLサイト(1)が報じている。
レアルの本拠地サンチアゴ・ベルナベウで行われた対レアル・ヴァジャドリド戦で、エンドリックは後半40分、センターフォワードのエムバペと交代。開幕2戦目での欧州デビューを果たした。
得点のチャンスは交代後の10分後にやってきた。後方からドリブルで上がってきたセバージョスが、ペナルティエリア右隅に上がっていたエンドリックにパス。それを受け取ったエンドリックはディフェンダーを抜き去ろうと右にドリブルを仕掛け、そのままゴール右隅にシュートした。
利き足でない右足の上、キーパーはゴールの右隅に既に寄っていた状態での難しいシュートだったが、ボールは狭かったゴールポストとキーパーの間を鋭く抜け、ゴールが決まった。
エンドリックは歓喜の雄叫びをあげた。開幕前の練習試合では調子が上がらず、マスコミやファンから厳しい批評を浴び、活躍が疑われていたが、「どうだ」と言わんばかりのアピールだった。
エンドリックは18歳と35日でこのゴールを決めたが、これは欧州一のタイトル最多15回を誇る名門レアルにおいて、外国人選手としては史上最年少の得点記録となった。
レアルは今季、フランス代表エースのエムバペの加入で話題となっているが、2試合無得点の彼より先にエンドリックが得点を決め、株をあげた。