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リオ港=浚渫工事に4億レの投資=競争力と運用能力が向上

2024年9月5日

リオ港(©PortosRio/Divulgacao)
リオ港(©PortosRio/Divulgacao)

 港湾空港省が3日、リオ港の競争力と運用能力向上のための浚渫工事に4億レを投じると発表したと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 PortosRioとの提携事業は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)との技術協力協定を得て進められる。ユネスコとの協力は、港湾運営と環境保全、社会福祉の調和を図るためのものだ。
 このプロジェクトはエネルギー効率向上、廃棄物管理の適正化、地域の生態系保護などの持続可能な実践実施に焦点を当てたもので、パリ協定の目的に沿い、気候変動の緩和と適用に貢献する。
 シルヴィオ・コスタ・フィーリョ港湾空港相によると、ガンボア埠頭とバラ・グランデ運河の浚渫工事は10月30日に始まる。投資額は約1・17億レだ。
 また、同港で最も堆積物が発生するマンゲ運河の維持浚渫作業への投資も計画されている。この作業は新経済活性化計画(PAC)の一部で、港の運用能力の維持と拡大に不可欠だ。投資額は1150万レとなる。
 同相は、長さ366メートルの大型船受け入れのために進めていた主要運河の浚渫工事が11月に完了することも発表した。総工費は1・63億レで、国の経済だけでなく、地域開発を促し、航行の安全性も確保する。
 PortosRioのフランシスコ・マルティンス会長は「リオ港のインフラの近代化と拡張に努め、同港が国の主要な国際貿易センターの一つであり続けることを保証する」とし、これらの投資はリオ港の競争力を高め、地域や国の経済の成長をサポートするために不可欠なものと語っている。


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